ふとした経験から、
クリーニングのプロの道へ。

幼い時からF1レーサーを夢見ながら、勉学そっちのけで部活（陸上競技、ロードバイク）の日々でしたが、世界大会目前に事故を起こしてしまい、2ヶ月の入院生活の体験が今の仕事を始めるきっかけになりました。
今でもリハビリが続く大けがで、競技に復活することは叶いませんでしたがこの入院で、怪我との戦いだけではなく、痒み（ダニ）との戦いの始まりでした。

当時、父親が一般家庭の布団乾燥をしてまして、学生時代の私でも多少知識があり、この痒みと肌の赤みでダニと確信し、父親に専用のスコープ持ってきてもらい布団を確認してみますと想像以上にダニの数が多く、マットレスも確認してみようとシーツはがすと、シミや血痕まであり、いくらシーツがきれいでもこの場所で寝たくないと思いました。

病院の責任者の方に報告したのですが、とりあえず交換と皮膚科の診断だけでした。
後に看護師さんからお話し聞きましたが、マットレスはクリーニングしてなく、布団もよっぽど汚れない限りシーツ交換だけで、肌が敏感な患者さんから、ちょくちょく指摘されるとお聞きして、どうしたらこの悩みを解決できるかと父親に相談すると、そこまで自分が嫌な思いをしたならダニや色々な菌の勉強し、興味あるならクリーニング師の資格を取得し仕事にしなさいと言われ、今考えれば口車に乗せられたとも思いますが(笑)

この体験から日々学び、常にお客様第一主義に、安く、早く、丁寧が要求されるお仕事だと思っています。